Dramatic Positive Review vol.3 ドラマの情報を集める
目次はこちら(作成予定)。前回はこちら。次回はこちら(作成予定)。
さて、今回はドラマ番組の情報を入手する手段を考える。レビューをするのに必要な情報は何があるだろうか。いくつかのサイトを調べてみたが(Yahoo!JAPAN テレビ、ザテレビジョン、みんなのドラマレビュー、Wikipedia)概ねこんな感じだろうか。
タイトル、キャスト、脚本、音楽、主題歌、制作、放送局、シーズン、話数、放送時間、原作、演出、プロデューサー、公式ページ、概要、別名、監修、国・地域、言語
Wikipediaにもそれなりの情報が載っていそうだったので、ここから情報をとってみようか。DBpediaの方が構造化されているが、情報が限定されている印象がある。例えば、アンサングシンデレラは、Wikipediaにはあるが、 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%AC%E3%83%A9 DBpediaにはない。 http://ja.dbpedia.org/page/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%AC%E3%83%A9
うむ。ドラマのRDFを見たら、必要な情報はそれなりに乗っていたので((例)http://ja.dbpedia.org/data/%E8%B8%8A%E3%82%8B%E5%A4%A7%E6%8D%9C%E6%9F%BB%E7%B7%9A.n3)ここから情報をとるSPARQLをざっと書く。
select distinct * where { ?s dbpedia-owl:genre dbpedia-ja:テレビドラマ ; foaf:name ?title; dbpedia-owl:abstract ?abstract; dbpedia-owl:starring ?cast; dbpedia-owl:country dbpedia-ja:日本; prop-ja:脚本 ?scenarioWriter; prop-ja:演出 ?enshutu; prop-ja:プロデューサー ?producer; prop-ja:制作局 ?seisaku; prop-ja:放送局 ?kyoku; prop-ja:放送時間 ?airtime; prop-ja:放送回数 ?times; dbpedia-owl:openingTheme ?ot; dbpedia-owl:endingTheme ?et; foaf:homepage ?homepage . } LIMIT 100
DBpediaのエンドポイントに投げたところ 一応取れた。
URLと日本語が混在している結果が見にくいが、複数のクエリを分けて投げて、URLはパースすることで情報を得ることとしたい。 続く。
Dramatic Positive Review vol.2 評価の分類決め
分類分けをする。既存の賞をいろいろ調べる。
アメリカ合衆国における映画とテレビドラマに与えられる賞。ハリウッド外国人映画記者協会の会員の投票により選定される。
並べるとこんな感じだ。(ほかの映画賞もみたが、ジャンルが狭いので割愛した。
私の思想はアカデミー賞に近い。いろいろな面で評価されるべき。演者以外にも光を当てるべき。後はドラマの場合、1シーンや神回にも光を当てたいなぁ。 分類が細かいと記入する人が大変なので、少しざっくりとした分類とする。作品(全体)、監督・演出、俳優、撮影(編集)・視覚効果、衣装・メイク、音(導入歌、主題歌含)、美術(セット含) かなぁ。これでも多い気がする。よし食べログを参考にしよう。
食べログの評価は、「料理・味、サービス、雰囲気、コストパフォーマンス(CP)、酒、ドリンク」お、5項目に絞っているらしい。評価をメインにするならそれでよいのだけど、光を当てることを考えているから、それでよいのかなぁ。参考その2、演劇のアンケートから。 音響、照明、衣装、大道具等、場面、役者 少しシンプルになった。 全体とシーンを別項目として 監督(演出)、俳優、撮影(編集・視覚効果含む)、衣装・メイク、音(歌、音響)、美術 を個別項目としようかな。きっとご職業柄衣装に注目する人もいると思うので、そういった項目からも特筆すべき作品が見つかるとうれしい。 よし、下記7項目としよう。(後で変えるかもしれない。)
- 作品(全体)
- 監督・演出
- 俳優
- 撮影(編集)・視覚効果
- 衣装・メイク
- 音(導入歌、主題歌含)
- 美術(セット含)
よく考えたら俳優さんを男女で分ける必要ってそんなにない気がする。多分賞が作られた時代に依存する。前時代的なんだろうなぁ。
次はドラマの情報を集めるところに進むことにする。ゆらぎなく集めるにはどうすればよいかな。Vol.3に続く。
Dramatic Positive Review vol.1 サービスを作ろうと思ったきっかけと今後のおおまかな予定
目次はこちら(作成予定)。次回はこちら。
私には高校時代からの夢がある。俳優さんと友だちになりたい。憧れの対象ではなく、友人になりたい。でも、今の職業は芸能界とは程遠い仕事だ。だから、接点となるサービスを作りたいと思っていた。
何を作ろうと考えたとき、ドラマの評価サイトを作ろうと思ってた。でもやめた。評価は余力が無いとできない。評価にはネガティブなことも伴いがちだ。ネガティブなことも成長に必要なことがあるから大事なこともあるのだが、応援はもう、ポジティブで良いのではないだろうか。
ドラマに対し、投稿する人がとにかくポジティブなコメントをするのだ。脚本、演者、音楽、監督、適当な分類に分けて、その分類ごとに、プラスしたいことがあれば、+1をして評価していく。創り手はそのポジティブコメントを見て勇気を得る。もう、ポジティブフィードバックしかしない。
さて、このサービスを作るのに何が必要か。
- 分類を決める(2020年8月上旬)
- ドラマの情報を集める(8月下旬)
- コメントを書くための仕組みを作る(9月~12月)
- コメントを載せるための仕組みを作る(12月~2021年3月)
- 宣伝する(2021年4月?)
こんな感じか。ちなみにこういったサービスを作ったことはない。
やってみよう。できるのか? 進捗があったら掲載する。Vol.2に続く。